2026年3月28日、IGアリーナにて、プロバスケットボール選手が実際に使用したバスケットボールを活用したキーホルダー作りのワークショップを、トナリの学校として実施しました。
この取り組みは、B1リーグ所属のプロバスケットボールチーム・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋市環境局、そしてトナリの学校が連携し、年に1回開催している恒例イベントです。
役目を終え、本来であれば廃棄されるはずだったバスケットボールを、新たなかたちで生まれ変わらせる体験として、多くの方に参加いただいてきました。
捨てられるはずのボールを、誰かの宝物へ
今回のワークショップでは、使用済みのバスケットボールを素材に、参加者が好きな文字を刻印し、カシメやキーリングを組み合わせながら、自分だけのキーホルダーを制作しました。
素材の形や表情は一つひとつ異なり、さらに組み合わせる廃材も自分で選ぶことができるため、完成するキーホルダーはどれも一点ものです。プロ選手が使っていたボールという特別な素材が、参加者それぞれの手で新しい宝物へと生まれ変わっていきました。
この企画で大切にしているのは、単なる再利用にとどまらない体験です。捨てられるはずだったものが、誰かにとって大切なものに変わる。その過程を実際に体験してもらうことで、環境問題や資源の循環を少し身近に感じてもらうきっかけになればと考えています。
開始と同時に列ができ、300名分が早々に予定数に到達
当日は、イベント開始と同時に参加を希望する来場者の列ができ、会場は早い時間からにぎわいを見せました。用意していたキーホルダー作り300名分は、開始後まもなく予定数に達し、受付終了となりました。
会場では、「どの形にしようか」「どんな文字を入れようか」と考えながら素材を選ぶ姿や、完成したキーホルダーをうれしそうに手に取る様子が見られました。プロの試合で使われたバスケットボールに、自分の手で新しい価値を加えて持ち帰る体験は、多くの方にとって印象に残る時間になったように感じます。
楽しみながら参加できるワークショップだからこそ、環境や資源のことを自然に考える入口になる。今回の企画でも、そんな場面が会場のあちこちで生まれていました。
さまざまな立場のメンバーが運営に参加
今回の運営には、トナリの学校の関係者16名が参加しました。内訳は、高校生4名、愛知学院大学1名、南山大学1名、名古屋学芸大学3名(うち1名は教授)、大醐地区から3名、島精機から2名です。
学生、地域の方、企業関係者など、さまざまな立場の人が関わりながら一緒に場をつくることも、この活動の大切な特徴の一つです。ものづくりのワークショップを支えるだけでなく、多様な人が協力して一つの取り組みをかたちにしていくこと自体が、トナリの学校らしい実践の場になっています。
| 人数 | |
|---|---|
| 名古屋市北高校 | 4名 |
| 愛知学院大学 | 1名 |
| 南山大学 | 1名 |
| 名古屋学芸大学 | 3名(1名は島上 祐樹 准教授) |
| ㈱大醐 | 3名 |
| ㈱島精機製作所 | 2名 |
| 名古屋市環境局 | 2名 |
楽しさを入り口に、環境問題を身近に考える機会へ
このイベントは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、名古屋市環境局、トナリの学校が継続して取り組んでいる恒例企画です。捨てられるはずだったバスケットボールが、参加者の手によって新しいかたちに生まれ変わり、誰かの宝物になる。その体験を通して、環境問題に関心を持つ人が少しずつ増えていくことを願っています。
トナリの学校ではこれからも、身近な素材や体験を入り口にしながら、楽しさの中で環境や社会のことを考え、行動につなげるきっかけづくりを続けていきます。
トナリの学校では、こうした体験型のワークショップや連携企画に関心をお持ちの方からのご相談を受け付けています。
活動への参加、学校・企業・地域団体との連携、取材や見学に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。







