トナリの学校 設立の想い

いつの時代であっても、社会は、課題や問題にあふれています。

環境問題もその中の一つです。そして、誰もが、企業も、行政も、子供たちも、頭では、環境問題に取組むことは良いことだと知っています。取組まなければならない問題であるとわかっています。しかし、取組むのは自分だと

考えている人は少ないのではないでしょうか?行政が取組むべきだとか、

大企業がやることだとか、子供の自分たちでなく大人がやることだと考えている人が多いように思います。

または、環境という大きな問題に対して、自分や、自社がとりくんでも、大勢に影響を与えれないのだとあきらめている人も多いのかもしれません。

すべてが他人事のようです。

私は、企業も、行政も、大人も、子供であっても、社会の中で生活し、活動しているのなら、すべての社会の課題とつなっがって、すべての社会課題に責任があると考えています。

しかし、企業の中には、わが社は、税理士業だから、環境問題には関係ないと言ったり、利益に結びつかない活動を企業はするべきでないと考える経営者もいます。自分のことしか考えない大人がふえれば、子供もそうなります。

トナリの学校でのアップサイクル体験をすることで、子供でもできる小さな一歩を体感してもらいたいのです。先生役の学生さんにも、あなたにできる小さな一歩を体感してもらいたい。企業も自社で取組めることはなにかを考えてもらいたい。

楽しみながら環境問題について学び体験することで、

社会の課題を、自分の課題だと考えて行動できる人が増えていけば、

世界が変わっていくと信じています。

こんな地道な活動ですが、一緒に活動していただける方をもとめています。

一緒に、楽しみながら、活動しましょう。

トナリの学校 校長 後藤裕一